できる経営者は「気遣い力」が高い

日々、多くの起業家さんや会社重役の人と接しています。先日、ふとした瞬間に起業家や重役が集まる忘年会で、成功している人としていない人の違いに気づきました。

それは、『適切な気遣い』ができることです。

仕事場だけではなく、飲み会の席でよくわかります。挨拶やお礼、立ち回り、テーブルマナー、大人数での会話において気遣いができます。無駄にせかせか動いたり、でしゃばったり、愛想をふりまいたり、媚びを売ったり余計なおせっかいをしたりしません。TPOと相手に合わせた気遣いができます。

社長や重役というとふんぞり返っているイメージや課長や中間管理職というとペコペコと気を使っているイメージを持つもしれませんが、『最近趣味はできてる?』とか、『家族は元気?』とか、『元気ないね、ちゃんと食べてる?』とか、相手に会わせて親しく話しかけたりしながらコミュニケーションを取っています。社交的といえばそれまでですが、積極的に適切な気遣いをしているのです。

巷では、『与え上手になれ』なんていいますが、適切な気遣いができない場合、相手が欲しがっていないものを与えて煙たがられたり、逆に、サービスして与えすぎて疲弊してしまうので逆効果だったりします。

商売の基本はお客様を喜ばせる事ですよね。お客様は何が欲しいのだろうか、何に困っているんだろうか、どのタイミングでどう切り出せばよいだろうか、どこまで与えればいいだろうか等、気遣いができる人はこういう事が上手にできるのでどのお客様からも喜ばれます。

その場で繕った気遣いは、気を抜いた時にすぐにばれます。
適切ではない気遣いは煙たがられるます。

私もまだまだ気遣い力が足りません。
もっと”気遣い力”を上げないと。

気遣いは今日から始められます。
続けることで気遣い力が上がります。
皆さんも意識してみてはいかがでしょうか。

数藤 圭介

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