TOOWA2 合同会社AUDIOVISUAL PICTURES
TOOWA2と書いてトウワツーと読む。 映像作家であり、VJである。これまでにエヴァンゲリオンREMIX DVDへの映像提供、坂上忍 作・演出の舞台『DRUG STORE』の公演を追ったドキュメンタリー作品、その他企業VPやMVなど多数映像作品を演出する。2014年には短編映画『ENSEMBLE』が複数の国際映画祭で選出されている。
また、VJとしてもBVLGARI、MASERATI、 EsquireのレセプションパーティやFashion Show、舞台の映像演出など精力的に活動中。2012年からは日台合同のfashion event「G☆festival」、アニメ「寄生獣」のサントラで知られるKEN ARAIの上海、北京でのDJツアーにてVJとして参加する等、海外にも活動の場を広げている。
2016年に自身の活動基盤となる制作会社、AUDIOVISUAL PICTURESを設立。2022年に初の長編映画『EROSION』を完成させ、劇場での公開を控えている。
【HP】http://www.toowa2.com/
現在のお仕事内容をお聞かせください
大きく分けて3つあります。
①映像制作
企業VPやブランディング動画、Music Videoといった動画コンテンツの制作。
撮影から編集まで自社で完結できる体制で業務を行なっております。
②VJ、映像演出業務
Fashion showや音楽ライブ、企業のレセプションパーティといったイベント現場で進行に合わせて映像素材を流すオペレーター業務。事前に映像を制作する場合もあり制作業も込みで請負う事が多いです。
③コンテンツ販売業務
撮影、編集した動画や写真を販売しています。
個人事業主様や宣伝を自社で行う企業様にロイヤリティフリーの素材を販売しております。
ストックフォトとかストック動画と言われている分野です。
現在はこの業務に注力していて自社コンテンツで安定した売上を上げられる体制を目指して頑張っています。
色々やっているように見えますが基本的に「世界を映像化してそれを届けるまで」を仕事にしてます。
起業何年目ですか?
フリーランスで10年くらい活動していて
会社を設立してから6年になります。
起業のきっかけは何でしたでしょうか?
制作会社にいた時に独学でVJを始めまして「こういう事を仕事に出来たら良いな」と思ったのがキッカケ。
会社を作ったのは長編映画を撮りたいと思って国際映画祭の関係者に相談したら「あなたのプロジェクトにプロデューサーか会社って関わってる?」と聞かれて設立しました。
プロデューサーを探すのはすぐには無理でも会社を作ることなら自分でも出来ると思って動いたのでノリ的に「そうだ、会社作ろう」みたいな感じ。
起業してよかった事はどんな事でしょうか?
いろんな人と知り合う機会が増えた。
特にイベント業務は一期一会の出会いが多いので良い人も面白い人も面倒臭い人も一緒くたに色んな人に出会える。
会社を設立して良かったことは事業に対する考え方を学べたのが大きいです。
恥ずかしい話だけどフリーランスでやってた時は事業計画書の書き方すら知らずに突っ走ってきてしまったので、会社設立をキッカケに練馬塾に通ったコトはもはや僕の財産。
大変だったことや辛い事は何ですか?
二徹とか。。笑
失敗した事は数えきれないくらいあります。
会社設立後も大変な事はありました。
でも、基本的に”辛い”って思うことはあまりないです。
そう思った瞬間辞めてるので。
大変な時はいつも「別にどうってことねぇよ」って思ってます。
起業してプライベートやご家族とのおつきあいは変わりましたか?
特に。。。
自分を取り巻く環境の全てが映像制作に関係していると思ってるのでオンもオフもあまりないです。
当同窓会に参加していかがでしょうか?(得られた事など)
僕の周りの友人はクリエーターが多いので同窓会で違った業種の人たちと知り合えたのは貴重な機会です。
でも、仕事に対する考え方は似てる人が多い気がします。なんとなくだけど。「どういう人と仕事したいか?」的な話になると同じ考えの人が多い印象です。
あと、練馬で定期的に幹事会をやってますが、
その人達との飲みは仕事に対する考え方やスタンスを窺い知ることができて楽しい。
最後に、今後のお仕事のビジョンなどがありましたらお知らせください
現在、通常の制作業と並行してロイヤリティフリーの写真や動画を販売しています。
昨年はコロナ禍で設立した補助金を使って長編映画を制作しました。
映像制作業は依頼されてからスタートする場合が多いので、
今後は自社コンテンツの販売で収益を上げられるような体制にしていきたい。
最後に宣伝ですが2022年12月17日から渋谷のユーロスペースで初の長編映画が公開となります。
自社制作&配給の小規模な作品ですが自社でコンテンツを販売する事でこういった生み出す仕事を中心に活動していきたいと考えております。
皆様、ぜひ劇場に足をお運び下さい!
よろしくお願いします。
映画『EROSION』Webサイト
https://t2filmproject.tokyo/erosion
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